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ブラッシングを嫌がる犬に気持ちいいと感じさせるコツを紹介!

投稿日:2018年2月1日 更新日:

「愛犬がブラッシングを嫌がる!」そんな悩みを抱えていませんか?

犬のケアの中でも、愛犬がブラッシングを嫌がって大変だという方も少なくありません。

ブラッシング嫌いの犬の中には、飼い主さんがブラシを持っただけですっ飛んで逃げてしまう犬もいます。

そこで、ブラッシングを嫌がる犬に気持ちいいと感じさせるコツをご紹介したいと思います。

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なぜブラッシングを嫌がる犬がいるの?

私たち飼い主にとって、愛犬の毛をブラシでケアすることは飼い主として当たり前のことです。

それなのに、なぜ犬はブラッシングを嫌がるのでしょうか?

実は、その考え方が根本的に間違っていたからなのです!

では、まずは犬がなぜ、ブラッシングを嫌がるのか?を一緒に考えていきましょう。

体に触られることが嫌だと感じている

そもそも、あなたの愛犬は体を触られることが好きなのでしょうか?

犬の中には、体を触られることを嫌がる犬もいます。

誤解しないでもらいたいのは、必ずしも体を触らせないからと言ってあなたへの愛情の深さを量れる訳ではありません。

愛犬が体を触られることに嫌だと感じていたからと言って、あなたのことが嫌いなのではありません。

ただ単に、体を触られることが嫌なのです。

もしも、保護犬なら過去に虐待を受けていた可能性もあります。

では、犬の中には体を触られることを嬉しい、気持ちいいと感じている犬がいるのはなぜでしょうか?

それはただ単に、体を触るトレーニングを子犬の頃から、もしくは根気強く行ってきたに過ぎないのです。

つまり、ブラッシングを嫌がる理由は、ブラッシング自体ではなく、体を触られることへの不快感をあなたに意思表明しているのです。

体を触られることが嫌な犬にとって、ブラッシングを好きになるためのトレーニングをしたところで何の効果もありません。

まずは体を触られることが嬉しい気持ちいいと、感じさせることが何よりも重要なのです。

ブラッシングを恐いと感じている

愛犬がブラシを見るだけですっ飛んで逃げていく場合、大きく分けて2つの理由があります。

1つ目は、ブラシ自体に恐怖を感じているということです。私たちにとってブラシは、何てことのないケアグッズの1つです。

ブラシに対して恐怖を感じないのは、ブラシに命を脅かされる危険性や使用用途がはっきりと分かっているためです。でも、犬はそうではありません。

犬にとってブラシは、もしかすると、

  • 自分の命を脅かす危険なものかもしれない
  • 何か悪いことが起こるのかもしれない

などのように、犬は得体のしれないブラシという存在に恐怖を抱いているかもしれないのです。

犬は嗅覚で相手の情報を収集する動物です。

体臭もなければ、鳴きもしないとなれば、犬にとっては未確認生命体と同じ恐怖の対象だとしてもおかしくはありません。

そして、2つ目は、過去にブラッシングで嫌な思いをしたことがある場合です。

犬の脳は人間と違い、一時的な記憶の保持能力が低く、短期記憶として覚えていられるのは数秒先の記憶だと考えられています。

ただ、犬にも長期記憶の能力があり、自分にとって嬉しいことや楽しいこと逆に辛いことや苦しいこと、痛いこと。大きく感情が動いた記憶は、長期記憶として脳に記憶されるのです。

つまり、ブラッシングで嫌な思いをした場合、犬の脳にはブラッシングは嫌なことと記憶づけられてしまっているのです。

たとえば、

  • ブラッシングで毛を引っ張られて痛い思いをした
  • 長時間ブラッシングをされた
  • 大人しくしていないと叱られた
  • 毛玉がたくさんあって痛い思いをした
  • 気持ち良く寝ている時に無理やり起こされてブラッシングさせられた

などのように、犬はブラッシング=嫌なことと、記憶づけてしまったためにブラッシングを恐がってしまうのです。

そんなにもブラッシングを嫌がる愛犬に無理してまでブラッシングをする必要はあるのでしょうか?

では、次にブラッシングの必要性についてお話します。

愛犬が嫌がるまでしてブラッシングは必要なのか?

ブラッシングを嫌がる愛犬に「ブラッシングを強要するのは可哀想だ!」あなたは、そう感じているかもしれません。

たしかに、嫌がる愛犬に無理やり何かをしようとするのは、飼い主としては辛いことです。なるべくなら、無理強いはしたくありません。

では、仮にブラッシングを一切しないとしたら、どんな問題があるのか一緒に考えてみましょう。

ブラッシングをしないとどうなる?

想像してみてください。愛犬に行うケアの1つからブラッシングを除きましょう。

お散歩に行った後やシャンプーした後、ドッグランに出かけた後、あなたは愛犬のブラッシングは一切しません。

お出かけの際には、かわいい洋服を着せたり、室内ではずっと首輪をつけていたり、愛犬は常に何かを身につけています。

では、ここで愛犬を一度見てみましょう。

愛犬はいつも、どのように一日を過ごしていますか?

たとえば、

  • 体勢を変えては、ゴロゴロして寝ている
  • 手足を舐めている
  • 口元を汚しながらごはんを食べている

などではないでしょうか。

では、そこからさらに想像力を働かせてみましょう。愛犬にブラッシングをしなくなった翌日は、愛犬の姿に変化はありましたか?

きっと、あなたは愛犬の姿に大した変化は感じていないのではないでしょうか。

では、2日後はどうでしょうか?愛犬の体を撫でてみて、何か感じることはありますか?

たとえば、

  • サラサラヘアーだったのがゴワゴワしている
  • 寝ぐせがあちこちにある
  • 抱き上げてみると、脇や手足などに毛玉ができている

など、愛犬の姿に少しずつ変化が見られているのではないでしょうか?

では、さらに時間を先に進めてみましょう。ブラッシングをしなくなってから、1ヶ月後には愛犬の姿はどうなっていますか?

たとえば、

  • フケが多くなった
  • 体のあちこちを後足で掻いている
  • 全身のあちこちに毛玉が大量にできている
  • 体臭が臭くなっている
  • 毛づやが全くない

などのような状態になっているかもしれません。

ここまでくると、ブラッシングをしないことが返って愛犬を可哀想な目に遭わせているような気がしませんか?

では、実際にブラッシングをしなくなるとどのような悪いことが起こるのか、ご紹介したいと思います。

たとえば、

  • 毛にツヤがなくなる
  • 体に触れられるのを嫌がる
  • 毛玉だらけになり、最悪の場合は引っ張られた皮膚が裂けてしまう
  • 皮膚病のリスクが高まる
  • 愛犬とのスキンシップが減る

などのような可能性があげられます。

では、1つずつ解説していきます。

毛にツヤがなくなる

ブラッシングをしないと、毛にツヤがなくなってしまいます。

人間でも髪の毛をクシで梳いたときと梳かないときでは髪の毛のツヤやサラサラ感が変わるのと同じです。

ブラッシングをすると、皮膚にある皮脂が毛先まで行き渡るためにツヤが出ます。

そのため、ブラッシングをしなくなってしまうと、毛にツヤがなくなってしまうのです。

体に触れられるのを嫌がる

ブラッシングをしないと、愛犬が体に触れられるのを嫌がる犬になってしまいます。なぜなら、ブラッシングでは必ず愛犬の体に触れることが当たり前なことだからです。

その当たり前のことが飼い主に触れられることへの安心感やリラックス効果へと繋がっていきます。

でも、ブラッシングをしなくなってしまえば、愛犬の体に触れる機会が減ります。

そして、愛犬は体を触れられることに慣れることなく、誰かに触られることを嫌がってしまうのです。中には、 飼い主にも全くと言っていいくらい体に触れさせない犬もいます。

つまり、ブラッシングは愛犬の体に触れるためのトレーニングにもなるのです。体に触れられるのが嫌いな犬は、後々いろんな問題が発生することになります。

こちらも参考までに。

毛が絡まり合って毛玉ができる

ブラッシングをしないと、毛が絡まり合って毛玉ができてしまいます。とくに、毛が細くて長い犬種は、要注意です!1~2日ブラッシングをしないだけでもあちこちに毛玉ができてしまいます。

犬は1日のうち半分近くの時間を寝て過ごしています。そのため、あっちにゴロゴロこっちにゴロゴロしては、体のあちこちに寝ぐせがつきます。

また、洋服を着せたり室内でも首輪などをしていると、毛が擦れて静電気が起きやすくなります。寝ぐせや毛の擦れ、静電気は何を隠そう、毛玉を作る原因になっているんです。

皮膚病のリスクが高まる

ブラッシングをしないと、ひどい場合は皮膚病になる可能性もあります。

なぜなら、皮膚や毛の間に空気の通り道ができなくなり、湿気がこもり蒸れてしまいます。

蒸れると細菌が増殖しやすくなり、その結果として皮膚病にかかってしまうのです。

愛犬とのスキンシップが減る

ブラッシングをしないと、愛犬とのスキンシップの時間が減ってしまうことにもなります。また、愛犬の体に触れる機会が減ることで、愛犬の体の異常に気づかない可能性もあります。

このように、ブラッシングをしないと、様々な原因のリスクを上げてしまうことになるのです。

では、次にブラッシングをするメリットについて見ていきましょう。

ブラッシングをするメリットは?

ここまで読んでくださっている方なら、メリットはほとんどお分かりのはずです。

  • 毛のツヤが良くなる
  • 愛犬が体に触れられることを喜ぶトレーニングができる
  • 毛玉ができにくくなる
  • 皮膚や毛の間の蒸れを防ぎ、皮膚病のリスクを下げられる
  • 愛犬とのスキンシップの時間を持てる
  • 愛犬の体の異常を一早く発見できる

などは、納得できていることでしょう。

では、上記以外のメリットをいくつかご紹介します。

  • 抜け毛予防になる
  • マッサージ効果がある
  • ノミダニなどの予防

では、1つずつ解説していきます。

抜け毛予防になる

ブラッシングをすると、皮膚についた抜け毛を取り除き、室内に落ちる抜け毛を減らすことができます。

とくに、ダブルコートの犬の場合、春や秋に訪れる換毛期(※1)では大量の抜け毛が発生します。

ダブルコートに関しては、こちらの記事で解説しています。

犬種によっては、愛犬のぬいぐるみが作れるんじゃないかってくらい抜け毛が出ます(笑)

※1.換毛期とは、冬毛から夏毛に被毛が生え変わる春や夏毛から冬毛に被毛が生え変わる秋の年2回ほどある被毛の生え変わり時期を言います。主に、ダブルコートの犬種に見られます。

マッサージ効果がある

実は、ブラッシングにはマッサージ効果もあるんです。もちろん、ブラシを皮膚にあてる力加減はある程度必要です。

スリッカーブラシでもピン先に丸いプラスチックのキャップが付いているものを使うと愛犬の皮膚を傷めずにすみます。

程よい力加減によって、マッサージ効果が出て血行が促進されることもあります。

血行が良くなれば、皮膚の細胞も活性化して古い角質が剥がれ新しい角質へとどんどん生まれ変わっていきます。その結果、皮膚の健康や美しい被毛になっていくのです。

ノミやダニなどの予防

ブラッシングは時に、毛に着いたノミやダニなどを払い落してくれることもあります。ノミやダニは犬にとって、命をも脅かす天敵と言えます。

でも、あなたの愛犬の天敵は、ノミやダニだけではありません。

他にもいるんです(;゚Д゚)

ブラッシングをすることで、ノミやダニが愛犬の体に着いていることにも気づくことができます。

実際に、我が家でも毛の中に潜んでいたマダニがブラッシング後に姿を現したんです!

くれぐれもノミやダニの発生時期は、毛の根元からしっかりブラッシングをするようにしましょう。

そして、奴らを見つけても決して素手で掴まずティッシュなどで取り除くようにしましょう。

ポイント!

とくに、マダニやヒアリなどの危険生物に遭遇したら、素手では掴まないようにしましょう!

また、マダニが愛犬の体に寄生している場合は、無理に取り除こうとせずに動物病院で適切な処置をしてもらってください!

ブラッシングを嫌がる犬の気持ちやブラッシングに関する復習を終えたところで、さっそく今回の本題に入りましょう。

犬に気持ちいいと感じさせるブラッシングのコツをご紹介します。

犬に気持ちいいと感じさせるブラッシングのコツ

実は、ブラッシングを嫌がる犬の原因を理解していれば、愛犬に気持ちいいと感じさせるコツは簡単に分かります。

たとえば、

  • 犬に合ったブラシを選ぶ
  • 正しいブラシの使い方をマスターする
  • 犬が気持ちいいと感じるポイントを見つける
  • 愛犬に言葉をかける
  • 飼い主がリラックスする

などです。では、1つずつ見ていきましょう。

犬に合ったブラシを選ぶ

愛犬に気持ちいいと感じさせるには、犬に合ったブラシを選ぶことがとても重要です。

「何だ!当たり前のことじゃない」と思っているかもしれませんが、意外と愛犬に合っていないブラシを選んでいる人も少なくありません。

と言うよりも、ブラシやコームの用途を正しく理解していないと言った方が正しいと言えます。

では、ブラシやコームの種類や用途について表でご紹介します。

道具の種類 用途 素材 使用する被毛タイプ
スリッカーブラシ ・毛のほつれや毛玉をほぐす
・抜け毛を取り除く
・アンダーコートのお手入れ
ブラシ部分:金属製
ピン部分:ビニール製
全犬種
ピンブラシ ・毛のほつれをほぐす
・ホコリやフケを取り除く
・マッサージ効果
ブラシ部分:金属製
ピン部分:ビニール製
全犬種
ラバーブラシ ・短い毛の絡まりをほぐす
・抜け毛を取り除く
・マッサージ効果
ゴム製 短毛種
獣毛ブラシ ・短い毛のツヤを良くする
・マッサージ効果
ブラシ部分:豚や馬、猪の毛 短毛種
コーム ・ブラッシング後の仕上げ
・毛のほつれや毛玉をほぐす
金属製 中・長毛種

このように、ブラシやコームにはそれぞれに用途や使用する被毛のタイプが異なることが分かります。

あなたは愛犬の被毛のタイプに合ったブラシを選んでいましたか?

もしも、愛犬に合っていないブラシを使っていたのなら、この機会にブラシを買い替えましょう。

では、ここでYouTubeにブラシの種類や特徴が分かる動画があったので、ご紹介しておきます。

ブラシ選びの参考にしてみてください。

正しいブラシの使い方をマスターする

愛犬に合ったブラシを選んだら、次はブラシの正しい使い方をマスターしましょう。ブラシは用途や素材が異なるように、使い方も種類によって変える必要があります。

では、先ほどのブラシごとの正しい使い方を見ていきましょう。

スリッカーブラシ

スリッカーブラシには、ソフトタイプとハードタイプの2つがあります。

ただ、ハードタイプだと愛犬の皮膚を傷つける可能性が高いのでブラッシングに慣れていない人はソフトタイプを使用することをおすすめします。

スリッカーブラシの持ち方ですが、一般的に言われているのは鉛筆を持つような持ち方です。

親指と人差し指でブラシの柄を持ち、他の指は柄に添える程度でOKです。スリッカーブラシの正しい持ち方のポイントは次の通りです。

ポイント!

  • 鉛筆を握るように親指と人差し指で握って、他の指は柄に添える
  • ギュッと力を入れて握らずに軽く持つ

では次に、スリッカーブラシのブラッシングの手順をご紹介します。

  1. 毛玉がないことを確認する
    ※毛玉があれば、最初に取り除いてあげます
  2. ブラシを持っていない手で毛をかき分けて毛の根元と皮膚を確認する
  3. 手首のスナップを利かせながら毛の流れに沿って毛の根元から毛先へ向かってブラシをかける
  4. ブラッシングの順番は、背中や胸など嫌がらない部分から行う
  5. 次に、お腹や手足、顔の順番にデリケートな部分をかける

スリッカーブラシのかけ方には、注意が必要です。

  • 力を強く入れない
  • 毛の流れに沿って行う
  • 背中や胸など比較的に嫌がらない部分から行う
  • 皮膚と平行にかけると皮膚を傷つけてしまう
  • 毛玉部分は先にほぐしてからブラッシングする

力を強く入れてかけようとすると、愛犬の皮膚を引っ掻いて傷つけてしまいます。そのため、ブラシの先は皮膚にはなるべく充てないようにかける必要があります。

力加減がどれくらいなのかが分からないときには、実際に自分の腕に充ててみると強いかどうかの目安になるので試してみてください。

ピンブラシ

ピンブラシはピンがやや太めで、スリッカーブラシよりもピンが密集していないことから、犬の皮膚を傷めにくいブラシとして知られています。

そのため、スリッカーブラシだと愛犬の皮膚を傷つけそうと心配な方や初心者の方におすすめのブラシです。また、ピンが長めなので、長毛種の場合に毛の根元までピンが届きます。

毛の根元からしっかりブラシをかけることができるということです。

では、ピンブラシの使い方をご紹介します。

ピンブラシの持ち方は、スリッカーブラシと同じように力を入れずに軽く持つようにしましょう。

スリッカーブラシと使い方が違う点はピンブラシはピンの間隔が広いため、毛玉をほぐしたり毛並みを整える上ではスリッカーブラシに劣ります。

ただ、ピンブラシの良い点は、

  • ブラッシングによる切れ毛が少ない
  • 愛犬の皮膚や被毛への負担が少ない

といった利点があります。

ピンブラシを使う場合は、最初にコームで毛を整えた後からピンブラシを使うのが正しい手順です。

ピンブラシのかける手順は、スリッカーブラシの手順を参考に犬が嫌がらない部分から始めましょう。あくまでも、ピンブラシは毛玉のない毛並みが整った犬に使うブラシです。

毛玉や複雑に絡んだ毛がある場合は、スリッカーブラシやコームなどでしっかり取り除いてから使用しましょう。

ラバーブラシ

ラバーブラシは主に短毛種で使われるブラシです。

全てゴム製のため皮膚への負担はほとんどなく、毛に着いたゴミやホコリなどを取り除くことができます。

また、適度な力加減で愛犬の体にブラシをかければ、マッサージ効果も期待できます。さらに、ゴム製なのでシャンプーの際にも体を洗う時に使うこともできます。

最近では、手袋の片面がラバーブラシのようになっている手袋タイプのラバーブラシもあります。

短毛種の愛犬にマッサージを兼ねてブラッシングをするのなら、ラバーブラシがおすすめです。

使い方は、軽く持って愛犬の体に円を描くようにブラシをかけるだけです。

ゴム製とは言え、力を入れすぎると摩擦で愛犬の皮膚を傷つける恐れがあるので、力加減には注意しましょう。仕上げでコームで梳かすとキレイに仕上がります。

獣毛ブラシ

獣毛ブラシは仕上げとして美しい被毛を保つために使うブラシです。そのため、抜け毛や毛玉を取り除く用途には使用できません。

獣毛ブラシは油分が高いため、スリッカーブラシやコームで毛を整えた後に毛に油分を補わせ、ツヤを出すために使用します。

獣毛ブラシの使い方としては、ラバーブラシのように円を描きながら毛にツヤを与えていきます。

ただ、ブラシ自体に取り除いたゴミやホコリが着きやすいため、定期的にブラシのお手入れが必要です。

ポイント!

獣毛ブラシのお手入れ方法は、次の通りです。

  1. 水ではなくぬるま湯で汚れを落とす
  2. タオルなどで水気を吸い取る
  3. 直射日光が当たらない場所でブラシ面を下にして乾かす

*獣毛ブラシは水に弱いので、水では洗わないようにしましょう!

コーム

最後に、ブラシではありませんが、ブラッシングには欠かせない道具の1つであるコームをご紹介します。

コームをよく見ると分かる通り、粗目と細目と言って真ん中から左右に向かってコームの目の間隔が粗いものと細いものがあります。

コームはスリッカーブラシの仕上げとして使用したり、ピンブラシや獣毛ブラシの前に使用したりします。また、毛玉をほぐすのに細目と粗目を交互に使ったりします。

コームは金属製ですが、かなり強い力を入れて皮膚に充てない限りは犬の皮膚を傷めることはありません。

ただ、毛のほつれや毛玉がある部分を力を入れて無理に梳かそうとすると、毛が引っ張られ皮膚を傷めることもあるので注意が必要です。

また、大きな毛玉や毛の根元にできた毛玉の場合は、ハサミで切った方が愛犬の皮膚を傷めにくいです。

犬が気持ちいいと感じるポイントを見つける

あなたは愛犬が触られると喜ぶ気持ちいいスポットがどこか分かりますか?

ちなみに、我が家の愛犬の場合、眉間の辺りや耳の後を撫でると気持ち良さそうな表情になります。

では、愛犬の気持ちいいスポットが分からないという方におすすめのスポットをいくつかご紹介します。

  1. 愛犬自身が自分で掻くことができないところ
  2. 脇の下あたり
  3. 後ろ足の付け根あたり
  4. 耳の後
  5. 背中
  6. 眉間
  7. あごの下

などがあげられます。こんなに気持ちいいスポットがあるのかと驚いた方もいるかもしれません。

ただ、1つ理解しておくべきことは、どこがピンポイントで気持ちいいかは、犬によって感じ方が違うということです。

裏を返せば、他の犬にとっては気持ちいいスポットでも愛犬にとっては不快スポットかも知れない場合もあるということです。

また、力加減などによっても気持ち良さは半減してしまうので、最初は撫でながら愛犬の表情を観察してみましょう。

目を細めたり、力が抜けてリラックスしている様子が見られれば、愛犬の気持ちいいスポットは間違いなくそこです(*^^*)

気持ちいいスポットを押さえておけば、ブラシでそのスポットを優しく撫でることで気持ちいいと感じてくれます。

我が家では、毛玉を取った後に気持ちいいスポットを優しくコームで梳かしながら愛犬の気を逸らしながらやってます(;^ω^)

愛犬に言葉をかける

ブラッシングをする際には、愛犬に言葉をかけてあげることが大切です。

その理由は、

  • 愛犬をリラックスさせる
  • ブラッシングを退屈なこと嫌なことだと感じさせない
  • 愛犬とのコミュニケーション

があげられます。

ただ、作業としてブラッシングをたんたんと進めてしまうと、せっかくの愛犬とのスキンシップの時間をムダにしてしまいます。

愛犬を優しく撫でてあげたり、優しい言葉で笑顔で話しかけてあげましょう!

飼い主がリラックスする

最後のポイントとして、飼い主がリラックスすることをあげました。なぜかと言うと、ブラッシングが苦手な犬や嫌いな犬の場合、飼い主さんもテンションが下がってしまいがちです。

愛犬からすれば、そんな飼い主さんの表情から『これから、嫌なことされるのかな?』と思って、ますます嫌になってしまいます。

飼い主さん自身が緊張したり、嫌がったりするのではなく、楽しい時間であることを愛犬に伝える気持ちで楽しみましょう!

そのためには、飼い主さんがリラックスすることが大切なのです。ちなみに、私は歌を歌いながら楽しみながらやっています。

ブラッシングに関するQ&A

ブラッシングに関することをQ&A方式でご紹介していきます。

Q1.ブラッシングはいつからやればいいの?

A.子犬の頃から少しずつ慣れさせることが大切です。

子犬の頃から慣れさせることで、ブラッシングが嫌いな犬になる可能性を低くすることができます。

保護犬の場合は、まずは信頼関係から築いていくことの方が重要です。

信頼関係が築くことができれば、少しずつブラッシングに慣れさせるようにしていきましょう。

Q2.ブラッシングに必要なものは?

A.愛犬の被毛のタイプによります。

上記でもあげた表を参考に、愛犬の被毛のタイプや使用用途に合ったブラシを用意しましょう。

例えば、長毛種であれば、

  • スリッカーブラシ(ソフトタイプ)
  • コーム

の2つが最低限あればOKです。

Q3.毛玉ができやすい箇所ってあるの?

A.脇やお腹、内股、胸、首回りなどが一般的に多いです。

我が家の愛犬の場合は、脇や内股、首回りに加えて、手足にも毛玉ができることがあります。毎日のブラッシングは、欠かせません(;^ω^)

Q4.毛玉の対処法を教えて!

A.毛玉の対処法は、毛玉の原因を知ることです。

毎日ブラッシングをしていても、毛質によっては毛玉ができやすい犬もいます。

毛玉の対処法を知るには、まずどんな原因で毛玉ができているのかを知る必要があります。

詳しくはこちらの記事にまとめているので、ご覧ください。

Q5.ブラッシングの頻度はどれくらい必要?

A.ブラッシングの頻度は、毎日1~2回は必要です。

我が家では毎日2回するようにしています。

お散歩やドッグランなど外に出かけた後は必ずブラッシングをする必要があります。

ブラッシングをしないと、愛犬の体にこんな危険生物が着いているかもしれませんよ…。

マダニも…。

ヒアリも…。

そして、忘れてはいけないフィラリア症予防も大切です。

Q6.ブラッシングにかける適切な時間やタイミングは?

A.一般的に決まった時間はなく、犬によります。

ブラッシングにかける時間は、愛犬の様子を見ながら行うのが一番良いです。

なぜなら、犬種も違えば、ブラッシングに対する苦手度もそれぞれ違うからです。

ブラッシングに慣れさせる段階なら、愛犬が嫌がる前に短時間で終わらすことを目標にするのが望ましいと言えます。

毛玉ができやすくケアに時間がかかるのなら、毛玉はハサミで切ったりプロに任せたり、短時間で終わらせる方法を考えましょう。

また、日ごとに念入りにやる場所を決めながらやるのも良いですね。たとえば、今日は前足を念入りにやって、明日は後足、その次は内股…のようにです。

さいごに

ブラッシングを嫌がる犬に気持ちいいと感じさせるコツやブラシの種類や正しい使い方をご紹介してきました。

いかがでしたでしょうか?今使用しているブラシは、愛犬に合ったものだったでしょうか?

愛犬とのブラッシングの時間を一緒に楽しむことはできていましたか?

飼い主である私たちは、常に愛犬の気持ちに敏感でなければ愛犬のことを理解することはできません。

ぜひ、愛犬が目を細めて気持ち良さそうにブラッシングを受ける表情を思い浮かべ、ブラッシングの技術も磨いていきましょう!

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