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健康や病気・ストレス

犬にワクチンは必要?ワクチンの副作用について調べてみた

投稿日:2017年9月3日 更新日:

犬のワクチン予防接種については、賛否両論あります。

ワクチンの接種後に体調が悪くなったり、中には命を落としてしまう犬もいるためです。

一方では、毎年ワクチンを接種していても、とくに体調の変化なども見られずに元気いっぱいの犬もいます。

だとすると、愛犬はワクチンを接種しても大丈夫なんだろうか?ワクチン接種の副作用は出ないだろうか?

そんな不安がよぎる方も多いかと思います。

そこで今回は、ワクチンの副作用について調べて分かったことをご紹介したいと思います。

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そもそもワクチンは犬に必要なもの?

ワクチンは犬に本当に必要なものなのか?

それを知る前に、まずはワクチンについておさらいしておきましょう。

ワクチンって何?

ワクチンを簡単に説明してしまえば、感染症予防や症状の軽症化のために病原体に対する抗体を作るためのものです。

抗体はウイルスや細菌などの病原体の病原性を失わせる働きをします。

病原体を無毒化もしくは弱毒化させた一部分をワクチンとして接種することで、病気にかからずに体内で抗体を作ることができるのです。

一般的には、生まれたばかりの子犬は、母犬の初乳を通して母犬から抗体を譲り受けます。

でも、子犬が成長していくにつれて、抗体の効力が弱くなってくるため、自力で抗体を作る必要があるのです。

ただ、病原体に対する抗体を作るには、犬自身がその病気にかからなければ抗体を作ることができません。

とは言え、抗体を作るためにわざと病気にかかるような危険なリスクも負えませんよね。

なぜなら、犬がかかる感染症の中には、命を落とす危険性の高い感染症があるからです。

犬の命を脅かす危険な感染症がある!

犬の命を脅かす危険な感染病とは、

  • 狂犬病
  • 犬パルボウイルス感染症
  • 犬ジステンパー
  • 犬伝染性肝炎
  • 犬アデノウイルス2型感染症
  • 犬パラインフルエンザウイルス感染症
  • 犬コロナウイルス感染症
    ※犬パルボウイルス感染症にも感染すると、重症化する恐れがある

などが挙げられます。

これらの感染症は、死亡率が高い感染症です。

とくに、子犬やシニア犬など免疫が弱い犬ほど感染して死亡するリスクが高くなります。

だとすれば、「ワクチンはやっぱり接種した方が良いってことじゃない」と、思いますよね。

ただ、冒頭でもお話したように、ワクチンを接種することで体調が悪くなったり、最悪の場合、死亡してしまう犬もいるのです。

では、さっそく本題であるワクチンには、副作用があるのかどうかについて見ていきましょう。

ワクチンには副作用があるの?

ワクチンには副作用があるのかと言うと、結論から言うと副作用はあります。

ワクチンによる副作用には、

  • 発熱
  • 食欲不振
  • 皮膚の痒みや腫れ
  • 目や口周りなど顔が大きく腫れる
  • 下痢や嘔吐をする
  • アナフィラキシーショック

などが挙げられます。

こちらの記事も参考にご覧ください。

 

とくに、小型犬が数種類のワクチンを一度に打つと3日以内に副作用が現れるケースが多いと言われています。

また、呼吸困難などを伴うアナフィラキシーショックの場合は、すぐに動物病院で適切な処置をしてもらう必要があります。

アナフィラキシーショックの処置が遅れた場合、命を落とす危険があります。

ワクチンは副作用があるから打たせない!は正しい?

こうやって見ていくと、愛犬が小型犬の場合、ワクチンを打つことへの不安が強くなってきますよね。

とくに、「アナフィラキシーショックなんか起きたら、大変だ!」と思うのではないでしょうか。

ただ、死亡率の高い感染症にかかるリスクも忘れてはいけません。

「それなら、どうすればいいの!」と、飼い主として大切な愛犬の身を案じつつ、ワクチン接種の副作用の可能性を知りながら踏み切ることはできませんよね。

正直なところ、獣医さんであってもどの犬にワクチンの副作用が現れるか分からないのが現状だと思います。

ワクチンの副作用が出るか出ないかを知る方法があれば、どこの動物病院でも最初に検査をするはずだからです。

だからこそ、副作用の発現率が低いと言われる狂犬病予防接種以外のワクチン接種は任意であるのでしょう。

ワクチン接種は任意で受ければ良い

任意と言うのは、飼い主の判断で受けても受けなくても良いということです。

ただ、ドッグカフェやドッグラン、ペットサロンなど多くの犬やペットが利用する場においては、感染症の予防対策をすることが重要です。

 

そのため、施設を利用する上のルールとして、ワクチン接種を義務付けている所が多いです。

もしも、あなたが愛犬と上記の施設を利用したいと考えるのなら、ワクチン接種は必須だと言えます。

こういった施設を利用することなく、散歩でも他の犬と接触させることが無いのなら感染症になるリスクも低く、ワクチン接種は必要ないかもしれません。

でも、他の犬とも会わせずに、室内に隔離するように愛犬を家に閉じ込めていて、愛犬はそれで幸せなのでしょうか?

散歩中に必ず他の犬に会うものですし、せっかく仲良くなれそうな犬が近づいてきても、あなたはそれを振り切り、その犬から愛犬を遠ざけることができるのでしょうか?

犬は元々、社会性の高い動物で、犬同士でお尻のニオイを嗅ぎ合って挨拶したり、前傾姿勢で尻尾を嬉しそうに振って「遊ぼうよ!」と、仲良くなった犬と一緒に走り回ることが大好きなのです。

つまり、何が言いたいのかと言うと、愛犬の健康のためにそういった楽しみを全て奪ってしまうのは必ずしも愛犬のためにはならないと思うのです。

確かに、感染症は怖いです。そして、ワクチン接種の副作用も怖いです。

でも、全てに対して恐れていては、何もできませんし、何より飼い主さんが常に神経質な行動を取ることになります。

「あれはダメ!これはダメ!」と愛犬の行動を必要以上に制限してしまったり飼い主さんがピリピリしてしまうと、それこそ愛犬はストレスが溜まって他の病気になってしまうかもしれません。

 

ストレスのしぐさや行動についてはこちらで解説しています。

 

それでは愛犬のために神経質になってきた飼い主さんも、行動を制限され続けてきた愛犬も報われません。

それならば、私はワクチン接種の副作用を理解した上で、感染症予防を行います。

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ワクチン接種の副作用はどれくらいで現れる?

ワクチン接種の副作用を理解するには、副作用として現れる症状の種類も大切ですが、接種後にどのくらいの時間で症状が現れるのかを知ることが大切になってきます。

とくに、アナフィラキシーショックが現れる場合、反応が早い犬だとワクチン接種から10~15分程で血圧の低下や嘔吐、痙攣、呼吸困難などの症状が現れます。

そのため、ワクチン接種後はなるべく、動物病院で30分ほどは安静にしておくか、症状が現れた場合にすぐに処置してもらえるように動物病院付近で待機するようにします。

また、皮膚の腫れや下痢、嘔吐などの症状の場合、半日後に現れることもあります。

そのため、ワクチン接種後はなるべく安静にさせ、愛犬の体調に変化が無いかをしばらく観察します。

このように、ワクチンの副作用について知ることで、心の準備や万が一に備えてすぐに処置してもらえるように対策を取っておくことができます。

また、心配なら事前にワクチン接種について、接種する場合のリスクと接種しない場合のリスクを獣医さんに聞いておくと良いでしょう。

愛犬のために、納得いくまでとことん話を聞きましょう!

ワクチン接種前と接種後の注意点とは?

では、ワクチン接種前や接種後に気をつけたい注意点について、見ていきましょう。

ワクチン接種前に気をつけることは?

ワクチン接種前に気をつけることは、次の通りです。

  1. 体調が悪くなく元気であること
  2. ストレスがかかりやすいトリミングや
  3. 旅行など数日以内に行っていない
  4. 病気やケガなどの治療を行っていない
  5. 発情や妊娠中でない
  6. 過去に受けたワクチン接種で副作用が現れたことがない
  7. シニア犬ではない

などが挙げられます。

上記のように元気であってもトリミングなど一時的にストレスがかかることを行った場合、ワクチン接種の時期を数日遅らせましょう。

また、4~7の場合は獣医さんと相談した上で、ワクチン接種を受けるかどうかを決めるようにしましょう。

ワクチン接種後に気をつけたいことは?

ワクチン接種後に気をつけたいことは、次の通りです。

  • 激しい運動などはせずに安静にさせる
  • シャンプーや旅行などストレスがかかることは2~3日は控える
  • 抗体が作られるまでの2週間はなるべく他の動物との接触を控える

などを気をつけるようにしましょう。

ワクチン接種後は、上記のように抗体が作られるまでに大体2週間ほどかかります。

その期間中はなるべく他の動物との接触を控えて、感染症などもらわないように注意することが大切です。

さいごに

今回は、犬のワクチン接種の副作用について、ご紹介しました。

ちょうど我が家でもワクチン接種の時期と重なり、この記事を執筆する前にワクチン接種を受けてきました。

ワクチン接種で不安なことを獣医さんに聞けば、丁寧に説明してくれるものです。

家族である大切な愛犬だからこそ、納得した上でワクチン接種を受けたいものです。

もしも、こちらの質問に誠意を持って答えてくれない獣医さんであれば、他に信頼できる獣医さんを探すことをおすすめします。

ただ、シニア犬や過去に副作用が現れたことがある犬など、全ての犬に必ずしもワクチン接種することが正しい選択とは言えないと思います。

決断するのはあくまでも飼い主であるあなたや私なのです。

ぜひ、愛犬の健康のためにワクチン接種を受けるかどうかをもう一度見直してみてはいかがでしょうか?

ワクチン接種を受けるリスク、ワクチン接種を受けないリスクを全て知った上で愛犬のために良い選択をしてくださいね!

 

保護犬に興味がある方はこちらの記事をぜひ、ご覧ください(*^^*)

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