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健康や病気・ストレス

犬のフィラリア症と予防薬のチュアブルが人気の理由

投稿日:2017年6月18日 更新日:

夏になるとアレに悩まされる人も多いのではないでしょうか?

そう!アレとはです。

蚊に刺された後の痒みと言ったら、とても我慢できるものではありません。

でも、人間以上に困るのが犬だって知っていましたか?

なぜなら、犬は蚊に刺されることで命をも落とす病気になるリスクが高くなるからです。

その病気こそ、あなたも一度は聞いたことがあるフィラリア症です。

でも、ご安心を!フィラリア症予防に効果のある薬が多数販売されています。

中でも、おやつのように食べられる予防薬のチュアブル錠が人気なんです。

そこで今回は、フィラリア症についてやチュアブル錠の人気の理由をご紹介したいと思います。

まずは、フィラリア症について簡単におさらいしておきましょう。

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そもそもフィラリア症とは?

一般的にフィラリアと呼ばれていますが、正式名称はフィラリア症もしくは犬糸状虫症と言います。

他には、フィラリア症とも呼ばれています。

では、フィラリア症はどんな風に犬が発症するのか、どんな原因で命を落とすリスクが高くなるのかをご紹介します。

蚊に刺されるとフィラリア症を発症する?

フィラリア症は蚊に刺されると発症すると思いがちですが、必ずしも蚊に刺されたからといってフィラリア症になる訳ではありません。

犬がフィラリア症を発症するのは、犬フィラリア(犬糸状虫)と呼ばれる白くて細長い形の寄生虫が犬の体内に寄生するためです。

犬フィラリアを持つ蚊に刺されることで感染します。

つまり、犬フィラリアを持たない蚊であれば、刺されてもフィラリア症にはならないとも言えます。

とは言え、どの蚊が犬フィラリアを持つか持たないかを知ることは非常に難しい問題です。

犬フィラリアはそもそもどうやって蚊に寄生するの?

犬フィラリアは犬や猫、キツネなどの動物の体内と蚊の体内を行ったり来たりを繰り返しています。

まさに、寄生虫そのものですね。

でも、どうやって犬フィラリアは蚊に寄生するのでしょうか?

では、犬フィラリアがどのようにして犬に寄生し、フィラリア症を発症するのか犬フィラリアの一生を見ていきましょう。

犬フィラリアの幼虫は犬の体内から蚊へと寄生する

フィラリアと言うと、蚊から犬の体内へ寄生するというイメージが大きいですよね。

でも、フィラリアにかかった犬の血液を蚊が吸うことで、犬フィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)は媒介者となる蚊に寄生します。

つまり、簡単にまとめると下記の通りになります。

  1. フィラリアに感染した犬に蚊が吸血
  2. ミクロフィラリアが蚊へ寄生
  3. 蚊が犬を吸血
  4. ミクロフィラリアが犬の体内に寄生
  5. 犬の血液に流れ込み犬の心臓や肺の血管で血液を栄養源に成長して卵を生みつける
  6. そして、再び1に戻る

このように犬の体内から蚊の体内へ、蚊の体内から犬の体内へと寄生を繰り返しているという訳です。

フィラリア症で命を落とすことも!

フィラリア症が怖いのは、犬の体内に寄生されてしまった後です。

犬がミクロフィラリアに寄生されても、最初のうちは無症状であることも多く、気づきにくい状況です。

ただ、病気が進行すると、

  • 頻繁に咳をする
  • 元気がなくなる
  • 嘔吐
  • 散歩や運動をするのを嫌がる
  • 貧血を起こす
  • お腹に水が溜まる
  • 血尿が出る
  • 主な臓器が機能不全を起こし死亡

などの症状が引き起こされます。

発見が遅れたり、適切な治療が行われない場合、犬は命を落としてしまうこともあります。

ちなみに、犬に危険な病気は、フィラリア症だけではありません。

こちらを参考にご覧ください。

 

では、もしも愛犬がフィラリア症を発症したら、どのような治療をするのでしょうか?

フィラリア症の治療とは?

フィラリア症の治療をする前に、フィラリア症を発症しているか検査をする必要があります。

検査をした上で、獣医さんがフィラリア症と診断して初めて治療が行われます。

フィラリア症にかかったか調べるには?

フィラリア症かどうかを調べるには、一般的には血液検査を最初に行います。

血液検査では、犬の血液中にミクロフィラリアや犬フィラリアの成虫がいることの証明になるタンパクがあるかを調べます。

そして、血液検査で陽性となった後に、レントゲンや心電図、超音波検査などを用いて、心臓や肺を中心に寄生されている部位や状態を特定します。

フィラリア症の治療法は?

検査によってフィラリア症と診断された場合、フィラリア症の治療には、

  • 駆虫薬の投与
  • 外科手術
  • 症状緩和のための対症療法

などがあり、獣医さんによって犬の年齢や症状などを考慮して、治療方法が決定します。

1つずつ確認していきましょう。

駆虫薬の投与

駆虫薬の投与による治療には、2種類の治療法に分けられます。

  1. 幼虫と成虫を全滅する薬の投与
  2. 幼虫のみを全滅する薬の投与

どちらにしても、寄生虫を死滅させるほどの強い薬を投与するため、犬の体への負担や死んだ寄生虫が血管に詰まるリスクがあると言われています。

外科手術

寄生虫が成虫の場合、全身麻酔による外科手術が行われ、皮膚を切開し血管内の成虫をつまみ出します。

ただ、全身麻酔や寄生されている血管の状態によっては、脆くなった血管が傷つき破損するリスクもあるようです。

症状緩和のための対症療法

犬の体力や年齢によっては、駆虫薬も外科手術も難しい場合があります。

その場合、症状を緩和するための対症療法が行われます。

たとえば、咳の症状を緩和するために、気管支拡張剤などが使用されます。

また、お腹に水が溜まった場合は、体外に水を排水するために利尿剤を使用してオシッコを出させるようにします。

このように、フィラリア症にかかってしまうと、様々なリスクを考えながら治療をしなければならないのです。

犬にとって大きな負担となることは、間違いありません。

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では、フィラリア症にかからないためにどんな予防が必要なのでしょうか?

たとえば、我が家ではフィラリア症予防で動物病院で処方されたチュアブル錠を毎月、愛犬に与えています。

実は、チュアブル錠はフィラリア症予防薬として人気を集めています。

その人気の理由をご紹介しますね。

フィラリア症の予防法とチュアブル錠が人気の理由は?

フィラリア症にかかってから治療するのではなく、いかにしてフィラリア症にならないように予防するのかが重要になってきます。

同時に、フィラリア症を予防することで、愛犬の体への負担を最小限に抑えることも可能です。

フィラリア症の予防薬には、

  • チュアブル錠
    おやつタイプの食べる内服薬
  • スポットオンタイプ
    首の後の皮膚上に滴下する薬
  • 予防注射
    注射を打つことで1年の予防効果が期待できる

の3つから選択することが可能です。

 

ちなみに、予防注射と言えば、毎年狂犬病の予防注射があります。

今年も忘れずに接種しましたか?

もしも、忘れていた場合は、こちらの記事がおすすめです。

 

では、今人気のおやつタイプのチュアブル錠について、ご紹介します。

おやつみたいな予防薬チュアブル錠のメリット・デメリット

今までのフィラリア症予防には、犬の首の後部分に液体の薬を垂らすタイプが主流でした。

でも、最近ではおやつタイプのチュアブル錠が人気を集めています。

では、チュアブル錠が人気のメリットそして、デメリットをご紹介します。

チュアブル錠を使用するメリット

チュアブル錠を使用するメリットは、

  • おやつのように美味しい
  • 錠剤を飲ませるのが大変な犬におすすめ
  • その日のうちにシャンプーも可能

などがあります。

やはり、お肉風味で嗜好性が高く作られているため、薬とは思わず美味しそうに食べてくれるのが飼い主としては嬉しいですね。

また、内服薬なので、その日のうちにシャンプーしても問題ありませんし、シャンプーによって効果が薄まる心配もありません。

チュアブル錠を使用するデメリット

一見、デメリットが無いように思える
チュアブル錠ですが、犬によってはデメリットになる場合もあります。

チュアブル錠を使用するデメリットとは、

  • 肉類のアレルギーがある犬は服用できない
  • 好き嫌いが激しい犬の場合、食べない可能性もある

などがあります。

チュアブル錠は犬が好きなビーフやチキンなどを原料に作られているため、食物アレルギーや偏食がちな犬にはおすすめできません。

愛犬に合った予防薬を選ぶためには、獣医さんとしっかり相談して決めましょう。

ちなみに、偏食がちな犬に合ったドッグフードを探そうとしている方には、こちらの記事がおすすめです。

 

フィラリア症の予防薬に関する疑問

フィラリア症の予防薬について、いくつかの疑問をQ&A方式にご紹介したいと思います。

フィラリア症予防の知識を深めましょう!

Q.予防薬を飲むのはいつからいつまで?

A.予防薬を飲むのは蚊が飛び始めた1ヶ月後~蚊がいなくなって1ヶ月後まで飲む必要があります。

一般的には4月~11月頃が蚊の活動期なので、5月~12月くらいまで飲み続ける必要があるといわれています。

なぜ、蚊が飛び始めて1ヶ月後から始めるのかと言うと、蚊に刺されてすぐよりも1ヶ月後に薬を投与する方が駆除の効果が高まるためです。

そして、毎月1度の投与が必須となります。

ちなみに、予防注射の場合は年に1回なので、実際は予防注射をした1年後に行います。

Q.愛犬に薬を飲ませるのを忘れた場合は?

A.自分で判断せずに、獣医さんに相談する!

せっかくの薬も適切な期間に飲まなければ、フィラリア症に感染するリスクが高まってしまいます。

また、「ちょっとくらい投与日から遅いけど、大丈夫だよね」と、自己判断することで最悪の事態を起こしかねません。

くれぐれも自己判断せずに、動物病院で獣医さんに指示を仰ぎましょう。

Q.予防薬を与えていれば他には何もしなくてもいい?

A.予防薬を正しく投与していれば、安心だと思うのは間違い!

確かに、予防薬を適切な時期に投与していれば、ミクロフィラリアを死滅させフィラリア症の発症を予防できます。

ですが、中には体調の変化や体質などで、予防薬が体に合わずに体調を崩す場合もあるからです。

その場合、スポットオンタイプに変えるのか予防接種に変えるのか、投与する錠剤の種類を変えるのかなど獣医さんと相談して決めるようにしましょう。

日頃から愛犬の体調の変化や様子は観察しておくようにしましょう。

また、散歩や外出前後に虫除け用として天然ハーブのブラッシングスプレーを噴霧し、ブラッシングをするのもおすすめです。

我が家でも実践中です。

効果の是非は分かりにくいですが、虫が着いてなければ良しとしています。

ちなみに、蚊取り線香を使用している方は、こちらの記事を参考にご覧ください。

さいごに

今回はフィラリア症の予防薬チュアブル錠が人気の理由やフィラリア症についてご紹介しました。

たかが蚊でも犬にとっては、非常に危険な虫だということがお分かりいただけたかと思います。

また、フィラリア症の予防薬には犬の嗜好性を高めたおやつタイプのチュアブル錠があり、飼い主としては愛犬への投薬が楽になってありがたいですね。

ただ、あくまでも薬なので、飲み忘れや賞味期限切れなどのときは勝手に判断せずに獣医師に相談するようにしましょう!

では、フィラリア症予防をしっかり行って、愛犬と一緒に素敵な夏の思い出をたくさん作ってくださいね♪

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