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ペット業界・犬の殺処分

ペットビジネスの闇!犬に関する詐欺が多いのはなぜ?

投稿日:2017年1月16日 更新日:

ペットブームでますます発展し続けるペットビジネスには、
暗く深い闇が存在することはご存知でしょうか。

里親として犬を引き取って犬に虐待をしたり、
他の人に転売したり。

ペットショップで売れ残った犬を有料で引き取り、
ろくにエサも与えず衰弱死させたり。
世の中には犬の命を命と思わず、
お金儲けの道具としか見ていない人間がいるんです。

中でも最近よく聞くのが、引き取り屋という
有料で犬を引き取る業者の存在が
注目を集めています。

有料で犬を引き取ること自体は違法ではありませんが、
問題とされているのは引き取った犬への扱い方なんです。

そこで今回は、引き取り屋を始めとする
犬に関する詐欺が多い理由について考えてみたいと思います。

まずは、引き取り屋を理解するための予備知識として
動物愛護法の改正についてお話します。

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動物愛護法の改正

動物愛護法とは、環境省が制定した動物愛護管理法の略称で
動物虐待の禁止や動物の管理などについて規定されている法律です。

大体、5年に1度のペースで見直しが行われ、
改正されています。

最近では、平成24年に改正されましたね。

例えば、改正前はいかなる理由であっても
自治体は動物の引き取りを拒否することは、
法律で認められていませんでした。

引き取られた犬の中には、
飼育放棄された飼い犬や
ペットショップで売れ残った犬もいました。

でも、改正後は自治体で動物の引き取りを
拒否できることになったんです。

この改正は、犬の殺処分数を減らすために
とても大きな一歩となりました。

その甲斐あってか、
施設に収容され殺処分される犬の数は
各地で減少傾向にあります。

でも、殺処分数が減ったからと言って、
ペットショップで売れ残る犬の数が
少なくなった訳ではありません。

それは、なぜでしょうか?

そして、ペットショップで売れ残った犬たちは
どこに行ったのでしょうか?

ペットショップで売れ残った犬たちはどこに?

動物愛護法の改正前、
一部のペットショップでは売れ残った犬の処分に
自治体で犬を引き取ってもらっていました。

でも、改正後は自治体に引き取りを拒否され、
売れ残った犬たちの受け皿を失いました。

だとしたら、ペットショップは売れ残った犬を
どうしたのか?という疑問が浮かびます。

そこで、ペットショップで売れ残った犬を
有料で引き取る引き取り屋が現れるようになったんです。

実は、この引き取り屋が今、問題視されているんです。

引き取り屋は引き取った犬にエサを与えず衰弱死させたり、
犬が病気になっても適切な治療を受けさせなかったり、
虐待したり…。

引き取り屋に引き取られた犬たちは、
殺処分と同等もしくはそれ以上の苦しみを
与えられながら、
人知れず死んでいるという事実が
公にされるようになってきました。

TVでも特集が組まれ放送されており、
中でも衝撃的だったのが実際に引き取り屋に引き取られた
犬や猫の健康状態でした。

痛々しいほどやせ細っていました。
目を背けたくなるような事実です。

これがビジネスとして成立しているなんて、
認めたくありません。

どうして、こんなビジネスが
作り出されてしまったのでしょうか。

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引き取り屋って誰が作り出したの?

本来、ビジネスとは需要があるからこそ
成り立つものです。

当たり前のことですが、
お客さんがいなければビジネスは成り立ちません。

そう考えると、引き取り屋が作り出されたのは、
それを必要とする存在があるということです。

つまり、その存在とは、
商品としての価値が無くなった犬の受け入れ先に悩む
ペットショップということです。

引き取り屋は、そうした犬を引き取る対価として、
お金という利益を得ているのです。

ペットショップで売れ残る犬がいなくならない限り、
もしくはペットショップ自体が無くならない限り、
引き取り屋は無くならないのです。

それなら、ペットショップを無くしてしまえば、
解決するんでしょうか?

ペットショップが悪いの?

一つだけ勘違いしてはいけないことは、
全てのペットショップが売れ残った犬を
引き取り屋に引き渡している訳ではないということです。

動物の命を大切に扱っているペットショップも
少なからずあります。

でも、残念ながら引き取り屋という闇とも言える
ビジネスが成立するのは、ペットショップで売れ残る犬が
いることが原因です。

じゃあ、
売れ残らないようにペットショップから
買うべきなのでは?」と、思う人もいるかもしれませんね。

たしかに、売れ残らないように努力することは
大切なことかもしれません。

でも、それでは同情だけで犬が買われてしまい、
根本的な解決にはなりません。

根本的に解決をするには、
買うことが決まっていない犬を
無計画に店に抱えないようにするしかないんです。

参考記事:悲しい現実!犬の殺処分がゼロにならないのは誰が悪いの?

さいごに

店の利益のために、人気犬種の品揃えの多さや価格を
他店と競うペットショップ。

自らの利益のために、
売れ残った犬を有料で引き取る引き取り屋。

「癒されたい、可愛い犬が欲しい」と、
命を守っていくことの重要性を知らずに
犬を飼う飼い主。

こういった自分勝手な考え方が詐欺というものを作り、
引き取り屋という闇のビジネスを生んでしまうのです。

その結果、
犬たちが不幸のどん底に落とされてしまいます。

この現状を改善するには、
もっと多くの人がペットビジネスの闇について理解し、
どう自分が行動するべきなのかを改めて
考えていくことが必要です。

ただ悲しい現実を悲観するのではなく、
自分にできることをもっともっと考えていきましょう。
不幸な目に遭う犬が1匹もいなくなるために!

保護犬の里親になるための心構えや手続き・登録について解説

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