犬の迷子対策にマイクロチップとペット顔認識で万全に!
- 2017.03.14
- 生活・レジャー

愛犬にしつけをしているとはいえ、想定外の出来事に愛犬が逃げて迷子になってしまうということがあります。
私自身、愛犬が首輪から抜け出て逃げられた経験があり、血の気が引く経験を何度もしました。
そんなとき思うのは、「愛犬が万が一迷子になってしまったら…」です。
犬の迷子対策として、マイクロチップを犬の体に装着する方法を環境省でも推奨しています。
そして、マイクロチップの情報を読み取るには専用の機械が必要です。
ただ、この機械を常備するところも少ないため、マイクロチップだけで犬の所有者を探すには少し不安が残ります。
そこで今回は、犬の迷子対策としてマイクロチップ以外におすすめの迷子犬発見に活用できるアプリを2つご紹介します。
1.世界初の技術を応用した顔認識アプリ!

まずは、顔認識アプリとはどんなものなのかをご紹介します。
そもそも顔認識アプリってどんなもの?
顔認識アプリとは、世界初となる画像認証技術を応用した犬の顔認証機能「かおマッチ」を搭載したカメラアプリ「dogg.me(ドッグミー)カメラ」です。
これは、犬を撮影する際に犬の興味を引く音が発せられることで、カメラ目線の写真を撮影できるアプリなんです。
この顔認識アプリを開発したのは、愛犬家向けのWEBサイトなどでも知られる株式会社ONE BRANDです。
愛犬の迷子時に活用できる!
この顔認識アプリによって、迷子になった愛犬を探す目的にも活用できるんです!
ONE BRANDが運営する愛犬家向けのSNSサイトの「dogg.me(ドッグミー)」と連携することで迷子犬の探索が可能になります。
仕組みとしては、「dogg.meカメラ」で撮影した愛犬の写真を「dogg.me」にアップロードして掲載し、SNS上で情報交換をするという流れです。
まだある!「dogg.meカメラ」のこんな便利な機能

「dogg.meカメラ」には、他にも様々な機能が楽しめます。
その機能は、
- 目線が合った愛犬の可愛い写真が撮れる
- 犬友を作って情報交換ができる
- 愛犬の記録を残せる
などがあります。
愛犬の犬種や誕生日、飼い主のプロフィールなどを登録することもできるし、愛犬の写真にタグを付けて写真を管理することもできます。
また、SNSサイト「dogg.me」では、犬友との出会いの場として活用することもできます。
今後、新しい機能やバージョンアップの予定もあるそうなので、楽しみですね♪
iPhoneやAndroidでアプリをダウンロードして利用できます。
「dogg.meカメラ」の詳しい情報は、ONE BRANDの公式ホームページより確認できます。
2.迷子発見アプリ「FINDOG(ファインドッグ)」
「本当に迷子になった愛犬が見つかった!」と話題を呼んでいる迷子発見アプリを発見しました。
その名も「FINDOG(ファインドッグ)」です。
このアプリは、Androidユーザーには残念ですが、iPhoneのアプリから無料でダウンロードが可能です。
「FINDOG」の優れた機能とは?
「FINDOG」は登録した愛犬の情報を半径6kmの範囲のアプリを利用する人にプッシュ通知(※1)で知らせることができます。
アプリの機能にある「コメント投稿」では、写真や地図、テキストを使って他の利用者とも共有することが出来るんです!
そのため、捜索時間の短縮にもつながります。
また、FacebookなどのSNSとも連携でき、愛犬の迷子情報をシェアすることもできます。
「FINDOG」の使い方は?
「FINDOG」の使い方は、次の通りです。
- 「FINDOG」を起動する
- 『LOST』というボタンを押す
- 愛犬の写真や名前、外見的な特徴、居なくなった場所などの情報を入力する
- 投稿する
使い方もとても簡単ですね。
愛犬の写真さえあれば、どこにいてもスマホから「FINDOG」の利用者にすぐに迷子犬情報を送ることが出来るという訳です。
「FINDOG」の詳しい情報は、「FINDOG」の公式ホームページより確認できます。
※1.プッシュ通知とは、外部から通知を送信できる機能のことを言います。送信者が送信するエリアを指定したり、送信するタイミングを決めることができます。
スマホのアプリが犬の迷子対策に良い理由は?
アプリが犬の迷子対策に活用できることは、お分かりいただけたと思います。
でも、「アプリを使う必要性があるのか?」そう疑問に思われているのではないでしょうか?
では、アプリの必要性についてご説明したいと思います。
まずは、犬が迷子になった場合の状況を確認していきましょう。
犬は1日にどのくらいの距離を移動する?
あなたは、犬が1日にどのくらいの距離を移動するか知っていますか?
目安としては、
- 小型犬は300m~1km
- 中型、大型犬は1~5km
となります。
たった300mと思いますよね。
でも、たった300mでも犬が逃げた方向が分かってて、直線距離で300mを追うのは比較的簡単に探し出すことが可能です。
でも、犬が逃げた方向が分からず、その場所から半径300mの範囲で探すとなると、飼い主一人で探すのは困難なことです。
発見が1日遅れれば遅れるほど、捜索範囲が広がってしまい、犬を探し出すのは難しくなってくるのです。
では、犬が逃げ出した日に探し出せなかったら、あなたならどんな対策をしますか?
そこで活躍するのが迷子犬発見に活用できるアプリなんです!
アプリで近隣に住む愛犬家に助けを求める!
犬は飼い主が想像する以上に遠くで発見されるケースも少なくありません。
飼い主だけで愛犬を探すには限界があります。
そんなとき、これらのアプリを活用して近隣に住む愛犬家に捜索の手伝いをしてもらうことで愛犬の早い発見に繋げることができます。
アプリの利用者があなたの愛犬を発見したら情報があなたに寄せられるという訳です。
広範囲で捜索したい場合にとても便利なんです。
愛犬家だからこそ、
もし、自分だったら…
もし、愛犬だったら…
「助けてあげたい!」
もし、あなたが誰かに助けを求められたら、そんな気持ちになりませんか?
見ず知らずの人でも犬のこととなれば他人のためであっても自然と協力してあげたいと思うものです。
そんな善意ある人の協力を得て、迷子になった愛犬を探すことを実現するのがこれらのアプリなんです。
それに、スマホならほとんどの人が肌身離さず持っているので、情報交換には最適です!
さいごに
なるべくなら、迷子にならないことが一番です。
でも、いくら対策を練っていても犬が飼い主の元から逃げ出してしまうこともあります。
そんな万が一に備えて、今回紹介したアプリを参考にマイクロチップと合わせて活用してみてはいかがでしょうか?
後悔のないように、あなたにできる全ての対策をやっておきましょう!
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