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犬の嗅覚は人間の何倍?嗅覚のメカニズムと勘違いしがちなこと

犬の嗅覚は人間の何倍?嗅覚のメカニズムと勘違いしがちなこと

 

犬の嗅覚は何となくスゴイのは分かっているつもりだけど、意外と詳しく知らないものです。

犬にはマズル(口吻部)が長い犬もいれば、短い犬もいます。

また、犬の中でもニオイを嗅ぎ分けることに長けている犬もいれば、そうでない犬もいます。

そして、意外と多くの人が勘違いしている犬の嗅覚に関することも!

あなたはこのすべてを誰かに説明することができますか?

もしも説明できないと感じたら、私と一緒に犬の嗅覚について学びましょう!

そこで今回は、犬の嗅覚は人間の何倍なのか、犬の嗅覚のメカニズムについてご紹介します。

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犬のマズルの形と嗅覚のメカニズムについて

犬の嗅覚が優れているのは、犬のマズルの形嗅覚のメカニズムを持っているからです。

マズルの形によって、犬の中でも嗅覚がとくに鋭いと言われる犬種もいます。

犬のマズルの形は3種類ある!

突然ですが、犬のマズルの形は何種類あると思いますか?

実は、マズルの形は3種類に分けることができ、

  • 長頭(マズルが長い)
    ジャーマンシェパード、ボルゾイ、
    グレイハウンドなど
  • 中頭(長頭と短頭の間)
    柴犬、チワワ、コーギー、
    ラブラドールレトリバーなど
  • 短頭(マズルが短い)
    パグ、ブルドッグ、ボストンテリアなど

の3つになります。

ちなみに我が家の愛犬は鼻ぺちゃの短頭種です。

初代愛犬はシェルティーだったので、長頭種でした。

では次に、犬の嗅覚のメカニズムについてご紹介します。

犬の嗅覚のメカニズムはコレ!

外気は犬の鼻の穴(外鼻孔・がいびこう)から鼻腔(空洞部分)に入ります。

この鼻腔の表面は粘液で覆われているため、外気に含まれるニオイ物質が粘液に付着します。

そして、このニオイ物質が嗅神経を刺激することで、脳にある嗅球と呼ばれる部位でニオイを感知しているのです。

驚くのは、この嗅球が人間のものよりも約4倍もの大きさがあることです。

「たったそれしか違わないの?スゴさが分からん!」とあなたは思ったかもしれません。

でも、よく考えてみてください。

犬の脳の大きさと人間の脳の大きさを比べると、10倍も人間の脳の方が大きいのです。

つまり、犬の脳は人間よりも1/10サイズにも関わらず、ニオイを処理する嗅球が4倍もの大きさがあるということです。

仮に犬の脳の大きさを10倍にして人間の脳の大きさにしたとしましょう。

すると、脳の大きさは犬の通常よりも10倍になり、嗅球も10倍になります。

元々犬は人間の嗅球よりも4倍なので、実質的には40倍もの違いがあるということになります。

何となくだけど、犬が優れた嗅覚を持つ理由が少し分かった気がしませんか?

では、次に多くの人が勘違いしている犬の嗅覚についてご紹介します。

犬の嗅覚が人間よりも1億倍鼻が利くってのは勘違い?

 

犬の嗅覚はニオイの種類によって差はありますが、人間よりも1000倍~1億倍優れていると言われています。

1億倍がどれくらいかなんて、ちょっと想像がつきませんよね。

でも、ものすごく鼻が良いんだというのは分かります。

ただ、よく勘違いされやすいんですが、この1億倍というのは人間がニオイを感じる強さの1億倍という訳ではないんです。

犬は人間には嗅ぎ分けられないニオイも嗅ぎ分ける!

実は、空気中のニオイ成分が1億分の1の濃度でも感知できるということなんです。

ちょっと分かりにくいかもしれませんね。

ちょっと極端な例ではありますが、例えば、この1億分の1のニオイ成分をお米だと想像してみてください。

犬はお米1粒でお米のニオイを感知することができます。

一方、人間がお米のニオイを感知するには1億粒のお米を目の前にして初めてお米のニオイを感じることができるということなんです。

ただ、誤解のないように言っておくと、全てのニオイに対して人間の1億倍優れているという訳ではありません。

犬の嗅覚にも感じやすいニオイもあれば、そうでないニオイもあるからです。

そのため、1000倍~1億倍の差があるという訳なんです。

また、犬種によっても差があると言われています。

ジャーマンシェパードやボルゾイなどマズルが長い犬種の方が嗅覚が優れていると言われています。

 

あなたの愛犬はくしゃみをすることがありませんか?

風邪?鼻炎?と心配になりますが、実は香水など自然界に無い強いニオイを嗅いだときにくしゃみをすることがあるんです。

詳しくはこちらでまとめています。

参考記事:嬉しいときにするってホント?くしゃみに隠された犬の心理

犬のニオイの嗅ぎ方は2種類あった!

犬のニオイの嗅ぎ方と聞いて、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか?

ニオイのするものに鼻を近づけて、クンクンするシーンを思い浮かべるかと思います。

でも、犬のニオイの嗅ぎ方には、2種類あったんです。

その2種類とは、

  • ニオイのするものに鼻を近づけて嗅ぐ方法
  • 鼻を上げたまま空気中に漂うニオイ物質を嗅ぐ方法

があり、犬種によってニオイの嗅ぎ方が変わってきます。

犬種によってニオイの嗅ぎ方が違うのは、その犬種がどんな仕事をするために改良されて生み出された犬種なのかによるためです。

たとえば、犯人を追跡する警察犬に多いジャーマンシェパードは地面のニオイを嗅いで、ニオイの元を辿ります。

一方、狩猟犬のポインターやセッターは、空を見上げるように鼻を上げたまま空気中のニオイを嗅ぎ取って獲物などを追跡します。

このように、犬に与えられた仕事によって同じ犬でもニオイの嗅ぎ方に違いがあるという訳です。

 

もしも、愛犬のニオイが臭いと感じたら、こちらの記事がおすすめです。

参考記事:犬が臭い本当の理由とは?その原因と対策を紹介

さいごに

犬の嗅覚は人間よりもニオイを強く感じるのではなく、人間には嗅ぎ取れないほどのニオイ物質を嗅ぎ取れることが分かりましたね。

また、犬種によってニオイの嗅ぎ方が違うこともご紹介してきました。

あなたの愛犬はどちらの嗅ぎ方をしていましたか?

愛犬のニオイを嗅ぐときのしぐさを観察してみるのも楽しそうですね♪

ちなみに、我が家の愛犬の場合、ニオイの元に鼻を近づけてニオイを嗅いだり、鼻を上げてクンクンとニオイの元を辿ろうと必死でした。

もちろん、ニオイの元は美味しそうな食べ物のニオイがしたときです(笑)

参考記事:食欲がありすぎる犬!食べ物へのすごい執着の原因を調べてみた

 

保護犬や保護犬の里親に興味のある方は、こちらの記事もご覧ください♪

参考記事:保護犬の里親になるための心構えや手続き・登録について解説