保護犬とシェアハウス!楽しくボランティア支援ができる仕組み
- 2017.06.24
- ペット業界・犬の殺処分

保護犬を引き取って暮らしたくても、全ての人が保護犬を引き取ることはとても難しいのが現実です。
その理由として、
- 一人暮らし
- 共働き
- 高齢者
- 家族の反対
- 保護犬を引き取るための環境が整っていない
などが挙げられます。
[blogcard url=”http://light-comes-in.jp/singlelife-decline/”]
里親募集に応募しても断られ続けたり、家族の反対で保護犬を引き取りたい気持ちが強くても叶わない方も少なくありません。
そんなあなたに朗報があります!
実は保護犬を引き取るための環境が整っていなくても、一人暮らしでも、保護犬と暮らすことができるシェアハウスがあるんです。
そこで今回は、保護犬と暮らせるシェアハウスをご紹介したいと思います。
保護犬と暮らすことを諦めかけていたあなた!
保護犬と一緒に暮らすあなたの夢を叶えることができるかもしれません。
保護犬とシェアハウスできるプロジェクトがスタート!
「保護犬の預かりボランティアをしたい!」
「保護犬と一緒に暮らしたい!」
そんな強い想いを持っていても、自分一人の力ではどうしようもない…。
そんな風に気落ちしている方も少なくないのではないでしょうか?
そんなあなたに朗報です!
2017年6月より「HOUSE-ZOO」と「NPO法人 わんずぺ~す」による保護犬の預かりボランティアに関する新しい取り組みがスタートしました。
ちなみに、保護犬を引き取る以外にできることはこちらにまとめています。
[blogcard url=”http://light-comes-in.jp/protectiondog-volunteer/”]
では、気になるこの取り組みについて、さっそく見ていきましょう!
保護犬とシェアハウスできるプロジェクトとは?
その新しい取り組みとは、保護犬と一緒に暮らせるというシェアハウスがオープンしたんです。
ペットと暮らすための住宅のリフォームやペット可シェアハウスの運営管理など。
企画提案する企業「HOUSE-ZOO」とNPO法人の動物愛護団体「わんずぺ~す」がタッグを組んだことで実現!
中型犬を中心とした保護犬と一緒に暮らすことができるシェアハウスが完成しました。
この取り組みは、
- 保護犬ボランティアをしたいけど、何から始めれば良いのか分からない
- 将来の環境の予測がつかなくて、犬を飼おうか迷っている
- 一人暮らしで犬を飼い始めるのは不安
という方に必見のシェアハウスなんです。
保護犬と暮らしながら預かりボランティアを支援できる!
このシェアハウスの特徴は、保護犬に新しい家族が見つかるまでの間、住人が保護犬を一時預かりという形で一緒に暮らすことができます。
保護犬と一緒に暮らせる環境が整っており、一時預かりをする覚悟と責任感があれば、入居が可能です。
[blogcard url=”http://light-comes-in.jp/dog-fosterparent-mentalattitude/”]
保護犬とシェアハウスについて調べてみた
保護犬とシェアハウスについて、他にも気になることを調べてみました。
Q&A方式でご紹介します。
Q.入居者になる条件はあるの?
A.「HOUSE-ZOO国分寺」の入居条件は、男性でも女性でも可能です。
入居者の想定としては、先ほどもご紹介した
- 保護犬ボランティアをしたいけど、何から始めれば良いのか分からない
- 将来の環境の予測がつかなくて、犬を飼おうか迷っている
- 一人暮らしで犬を飼い始めるのは不安
という方が優先されるのではないかと思います。
Q.家賃や保護犬の飼育費用は?
A.「HOUSE-ZOO国分寺」では、で54,000円~62,000円程度の家賃(共益費含む)になっていて、保護犬支援金として月々3,500円の飼育費の実費負担がかかります。
部屋のタイプ | 家賃1ヶ月 | 飼育費用 |
1R(ロフトなし) | ¥39,000(+共益費¥15,000) | 【飼育費】 保護犬支援金¥3,500/月 【支給】 ・ドッグフード ・犬用おやつ ・ペットシート など |
1R(ロフトなし・角部屋) | ¥40,000(+共益費¥15,000) | |
1R(ロフトあり) | ¥47,000(+共益費¥15,000) |
保護犬支援金から保護犬たちの医療費などがカバーされます。
部屋によってロフトが設置されていたり、角部屋であるかなどによって家賃に違いがあるようです。
※上記の家賃や飼育費用は、2017年6月の時点での費用です。費用が変動する場合もありますので、事前にホームページなどで確認しておくことをおすすめします。
Q.保護犬へのサポートはどこまで?
A.NPO法人わんずぺ~すによるサポートを受けられます。
たとえば、
- 病院受診、トリミング、不在時の預かり
- ドッグフードやおやつ、ペットシーツ等の支給
- ペットに関する勉強会の実施
- 飼育グッズのレンタル
などがあります。
犬の飼育に関する相談にも乗ってくれ、住人同士でのペット話に花を咲かせることも楽しみの一つになりそうです。
Q.もしも保護犬と相性が合わなかったら?
A.期間限定で保護犬を預かることも可能です。
基本的には保護犬が新しい家族に迎えられるまで一時預かりとして保護犬を預かる形ですが、期間限定でもOKとなっています。
保護犬と相性が合うか心配なら、最初は期間限定で相性を確かめるのもありかもしれませんね。
Q.保護犬とずっと一緒に居られないの?
A.保護犬を自分の家族として、引き取ることも可能です。
保護犬と一緒に暮らしているうちに、「保護犬を自分の家族として引き取りたい!」そう思われる方もいるかと思います。
その場合は、保護犬を愛犬として迎えることができます。
ただ、その場合はわんずぺ~すでの規定審査をクリアする必要があります。
さいごに
保護犬と一緒に暮らせるシェアハウス、いかがでしたでしょうか?
一人暮らしなどで保護犬を引き取ることを諦めていた方。
「保護犬のために何かしてあげたい!」と思っている方。
今回ご紹介したこの新しい取り組みは保護犬への強い想いを持ちつつも、何もできないと感じるあなたへのプレゼントなのかもしれませんね。
東京で住む予定のある方、保護犬に対し責任と覚悟を持っている方、こういった住居の選択肢もあることを知っておいてくださいね。
詳しくは「HOUSE-ZOO」で検索してみてください。
保護犬たちの幸せな未来を願って、今回は保護犬と暮らすシェアハウスについてご紹介させていただきました。
1頭でも多くの保護犬たちが1日も早く幸せになってくれることを祈っています☆彡
ぜひ、こちらの記事も参考にご覧ください。
[blogcard url=”http://light-comes-in.jp/hogoken-satooya-tejun/”]
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