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保護犬の里親になるための心構えや手続き・登録について解説

保護犬の里親になるための心構えや手続き・登録について解説

こんにちは、サトズムの管理人「そら」です!

私は現在、自宅で仕事をしながら「元保護犬の愛犬」と、のんびりした生活を送っています。

愛犬にどんなものでも買い与えられるわけではありませんが、最低限の生活に+アルファを与えられる環境づくりを心がけています。

そのかいもあり、愛犬はどの部屋にいてもリラックスできるようになりました。

詳しくはこちらをご覧ください。

そらのプロフィールと愛犬のこと

 

本ブログ「サトズム」では以下のような人に向けて、保護犬の里親について分かりやすく解説しています。

  • 保護犬の里親に興味がある
  • 里親になりたい
  • 保護犬の里親になりたいけど自信がない

お役に立てる情報を提供しつつ、私の経験談と一緒にご紹介させていただこうと思います!

少しでも保護犬や保護犬の里親に興味がある人は、今後もぜひ「サトズム」を訪れていただければ 幸いです (*^^*)

 

今回は、私自身がどうやって保護犬の里親になったのか、里親になる際の注意点や里親になってから感じたことなどを詳しくご紹介します。

どうぞ、最後までお付き合いください <(_ _)>

まずは、私がどのようにして保護犬という存在を知り、里親になると決心したのかをお話したいと思います。

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保護犬の存在を知ったきっかけ

私が保護犬の存在を初めて知ったのは、愛犬を亡くして間もない頃のことでした。

インターネットで亡き愛犬の思い出にと、メモリアルグッズを探していたときのことでした。

何をどう検索していたかは覚えていません。

いろいろ検索しているうちに、犬を保護する施設やボランティア団体の存在を知ったのです。

 

殺処分という悲しい現実

飼育放棄や置き去り、虐待など、保護犬はさまざまな飼い主の事情によって保護されていたのです。

保護されている犬の多さに驚きました。

なかでも、とくに衝撃的だったのは引き取り手のいない保護犬たちが、殺処分されているという悲しくも残酷な現実

飼い主に愛されて犬生を全うし、虹の橋へと旅立つ犬が多くいます。

でも、その裏では、わずかな時間しか生きることが許されない小さな命がありました。

あまりにも数が多かったのです。

 

当時、私は愛犬を失った悲しみや喪失感から「二度と犬は飼うまい」と、強く心に誓いました。

でも、この悲しい現実を前に何もできない自分に情けなさを感じるようになったのです。

それからというもの、ほぼ毎日のように殺処分される保護犬について調べるようになりました。

 

犬の殺処分がゼロにならない理由

情報化社会の今、殺処分に関する情報は書籍や動画、ブログなど、多岐にわたって紹介されています。

これまで、インターネットや書店、図書館など、情報を扱う場所を何度も訪れましたが、殺処分に関する情報を目にすることはありませんでした。

それは情報がなかったのではなく、私が探そうとしなかったからです。

知らなかったとはいえ、自分の無知を恥じました。

 

◆ ◆ ◆

 

図書館で殺処分の実態を取材した方の書籍を借りて読みました。

またある日は、YouTubeで殺処分の現状について紹介する動画を。

苦しくもだえながら息を引き取る保護犬たちを目にし、自分の無力さを痛感。

涙を流さずに観ることはできませんでした。

 

自分が何をしたいのか分からないまま、ただただ「殺処分される保護犬について詳しく知りたい」という強い思いを抱いていたのです。

そのうちに、あるひとつの疑問を感じるようになりました。

『犬の殺処分がなぜ、なくならないのか?』

私なりにいろいろ調べたことをこちらにまとめました。

犬の殺処分がゼロにならない理由

 

あるとき、動物愛護先進国で知られるドイツに「ティアハイム」という動物の保護施設があることを知りました。

ティアハイムでは犬をはじめ、猫や馬、豚、爬虫類など、年間で約1万匹以上の動物を収容。

大型動物もいるだけあって広大な敷地に建てられており、十分な食事が与えられ、運動ができる場所も整っています。

動物たちは、新しい飼い主に出会えるまで、もしくは終生を穏やかに過ごすことができるのです。

 

この環境を維持するのに欠かせないのが人の力。

動物たちの世話や施設の掃除は、従業員と多くのボランティアで成り立つように仕組み化されています。

施設は清潔で、嫌な臭いもないそうです。

 

◆ ◆ ◆

 

ティアハイムは、保護された動物にとって、とても素晴らしい環境ですよね。

日本にもこんな施設があったら、人間のエゴで尊い命が失われることはないのに……。

こんな施設が日本にあったら……。

そこで、私は悩み抜いた結果、ある結論に達しました。

もちろん、私1人でこんな立派な施設は建てることができません。

でも、微力ながらも言葉で伝えるスキルを活用して、「保護犬たちのために何かできることをやろう!」と思ったのです。

引き取り以外で保護犬を助ける方法

 

保護犬を殺処分から救うために

私にもできること。

それは、ブログで保護犬や殺処分、保護犬の里親について、1人でも多くの人に伝えることです。

「何だそれっぽっちのことか」と思う人もいるかもしれません。

でも、ここまで読んでくださっている人の中に、1人でも保護犬や殺処分、里親について理解してくれれば私にとって大成功なのです。

本ブログから何かを感じ取ってくれて、その人なりの行動を取ってくれれば、さらにうれしいですし「やった!」と思います (^^♪

 

あなたがその1人になってくれて、心の底から「保護犬を助けたい、何か自分にできることをしたい」と思ってくれることが何より大切なこと

そうして、あなたの周りの人に伝わっていけば、1人が2人に、2人が4人にというように今よりも保護犬に対して真剣に考える人が増えていくと思うのです。

 

結局のところ、犬を捨てるのも人間、飼育放棄するのも人間、犬にまともな食べ物も与えず、餓死寸前にまで追い込むのも人間。

でも、犬たちを助けられるのも人間であり、私たちです。

だからこそ、私は「サトズム」を通して、1人でも多くの人に保護犬や殺処分、里親について知ってもらいたいのです。

 

かわいい子犬を販売するペットビジネスの裏には、光の当たらない闇が存在します。

こちらも読んでみてください。

ペットビジネスの闇とは?

 

飼い主やブリーダー、ペットショップなど、犬に関わる全ての人が「尊い命を大切にする」という意識がなければ、殺処分される犬の数を減らすことができないでしょう。

 

◆ ◆ ◆

 

こういった経緯があって「サトズム」は生まれたということを知ってもらいたくて、ついつい長くなってしまいました (;^_^A

 

ところで、今こんな疑問が頭をよぎっているのではないでしょうか。

「私が実際に保護犬とどうやって出会ったのか?」

 

そこで、私が現在の愛犬にどのようにして出会ったのか、保護犬の選び方などについてご紹介します。

 

元保護犬の愛犬との出会い

私が現在の愛犬に出会ったのは、今から何年も前のことです。

先代の愛犬を失い「二度と犬は飼うまい」と誓ったあの日……。

突然の家族の一声をきっかけに、運命の歯車は再び動き出しました。

私は、愛犬と生きていくことを心に誓ったのです。

 

愛犬の死から4年後に突然…

我が家のアイドルだった先代の愛犬を失い、家族はそれぞれに愛犬との思い出に浸っていました。

後悔したり、泣いたり、悲しんだり、ときには楽しい思い出に笑みがこぼれたり……。

 

愛犬を失った我が家はというと、4年の歳月とともに家族の中で少しずつ溝ができていました。

愛犬が生きていた当時は愛犬の存在が家族の共通の話題で、リビングはいつも明るく活気にあふれていたものです。

愛犬の死と同時に共通の話題を失い、リビングは週末に家族が揃って食事をする以外では静かなものでした。

 

◆ ◆ ◆

 

そして、4年が過ぎた頃のこと。

私たちの人生を大きく変える運命の日が訪れたのです。

突然、母が「犬を飼いたい」と言い出しました。

私は、かねてから母に保護犬の話をしていたため、すぐに賛成!

でも、私以外の家族はそれぞれ思うこともあり、すぐに賛成ということにはならなかったのです。

 

母と私は、時間をかけて家族を説得しようと話し合いました。

家族全員が温かく迎えられなければ、引き取った保護犬を幸せにできないと考えていたからです。

 

そして、数ヶ月が過ぎた頃、家族全員の意見をあらためて聞いてみることにしました。

数ヵ月に及んだ説得が実を結んだ瞬間でした。

家族全員が犬を飼うことに賛成したのです!

散歩や世話は、協力して行うことになりました。

私たちは新しく犬を飼うということをきっかけに、愛犬の死を本当の意味で受け入れることができたのです。

 

犬探しは苦労の連続

その日からどんな犬を飼うのか、犬にかかる費用をどう捻出するのかについて話し合いました。

もちろん、ブリーダーやペットショップから子犬を買うのではなく、保護犬の里親になることを母と相談していました。

家族も全員賛成し、さっそくインターネットで保護犬の里親募集サイトで犬探しを開始。

ちなみに犬探しをするにあたって、我が家では犬の条件を次の通りに決めました。

  • 小型犬
    体が小さい方が介護になったときに、負担軽減できるため。先代の愛犬は中型犬で、1人で世話をするのは大変だったため。
  • 成犬(5歳以下)
    なるべく若い犬。少しでも長い時間、寄り添っていたいため。
  • メス犬
    マーキングのリスクがオスよりも低いため。先代の愛犬もメスで、飼育のコツを心得ていたため。
  • 毛のお手入れが比較的簡単な犬種
    抜け毛が多い、トリミングに手間がかかる犬種だと費用も負担もかかるため。
  • 分かっている範囲で健康な犬
    一緒に散歩したり、お出かけするため。

上記の条件で、犬を探すことにしました。

でも、私が考えている通りに事は進みませんでした。

根拠もなく、希望に合った犬が簡単に見つかると思い込んでいたのです。

そして、見事に玉砕を食らうことに!

毎日探しても希望に合った犬は見つからず……。

里親募集サイトでは、我が家の条件に合った犬を見つけることができなかったのです。

1ヶ月、2ヶ月と、月日が流れていくばかり。

 

「この犬が良さそう」と見つけても里親候補がズラリと名を連ね、キャンセルを待っている状況。

ようやく、私は「希望に合った犬を見つけるのは難しいかもしれない」と悟ったのです。

 

私は保護犬探しの経験から、家族に迎える保護犬を探すには長い時間をかける必要があると学びました。

保護犬の中には、子犬からシニア犬、小型犬から大型犬、人気の犬種や雑種犬などさまざまな犬がいます。

でも、子犬や小型犬、人気の犬種はすぐに里親が決まってしまうため、ある程度希望する犬の条件を絞ることが大切です。

こちらの記事に、犬探しのコツをまとめてあります。

ぜひ、犬探しの前にご覧ください。

保護された犬の種類や年齢は?しつけってされてるの?

 

◆ ◆ ◆

 

いよいよ、本題の保護犬の里親になるために必要な準備や手順についてご紹介します。

 

保護犬の里親になるための準備や必要な覚悟とは?

いま、あなたは「すぐにでも保護犬を引き取りたい!」と強い決意を抱いていることでしょう。

その気持ち、とても分かります!

私自身もそうでした。

でも、保護犬の里親になるためには、知っておくべきことがたくさんあります。

私自身も、現在の愛犬を引き取るまでにどんな準備や手続きが必要で、どれほどの里親になる覚悟を持っていればいいのかを理解していませんでした。

いろいろ調べていくうちに、保護犬の里親になるためには様々な条件や心構えが必要なことを知ったのです。

 

保護犬の里親になる条件とは?

保護犬の里親になるためには、犬を保護している施設や団体が設ける条件をクリアしなければなりません。

保護施設によって異なりますが、次のことをクリアできているかチェックしてみてください。

  • 同居する家族全員が里親になることに賛成している
  • 室内で犬を飼える環境が整っている
  • 十分な栄養がとれる食事や清潔な水を与えられる
  • 犬が病気やケガをしたら病院で適切な治療を受けさせられる
  • 長時間の留守番をさせない
  • 犬に肉体的、精神的な虐待を行わない
  • 終生飼育をする

こちらの記事に、里親になるための条件をまとめています。

ぜひ、目を通してみてくださいね!

意外と厳しい!犬の里親になるための条件とは?

 

長時間の留守番はダメなの?

保護犬の里親になるまでには、上記のような条件をクリアする必要があります。

里親を断られる理由として多いのは犬ひとりで長時間の留守番をさせることです。

その理由については、こちらにまとめています。

犬の外飼いや長時間の留守番が里親の壁になる理由

 

一人暮らしだと里親になれないの?

一人暮らしであるために、里親になれない人もいます。

一人暮らしだと飼い主さんに何かあったときに、犬の世話をする人がいなくなってしまうことを懸念して里親になる条件に加えているのでしょう。

そうなると「一人暮らしは保護犬を引き取ることができないの?」という疑問が浮かびますよね。

こちらの記事で疑問にお答えしています。

一人暮らしは犬の引き取り不可?

 

保護犬を引き取る条件として最も多く設定されているのは、保護犬に去勢・避妊手術を受けさせることです。

なかには健康な体にあえてメスを入れるのは、可哀想だと思う人もいるかと思います。

でも、手術を受けさせることを条件にしている理由には、とても深い理由があるのです。

こちらの記事で保護犬に虚勢・避妊手術を受けさせる理由を紹介しています。

去勢・避妊手術が条件になる深い理由

 

保護犬の里親になるには覚悟が必要!

ただ、保護犬の里親を熱心に希望する人でも、保護犬が家族に馴染めなかったり、言うことを全く聞かなかったりなどの理由で犬を保護施設に返す人も少なくありません。

あなたはこういった理由で引き取った犬を手離すことは仕方ないと思いますか?

もしもそう思われたのなら、保護犬の里親にはならないことをおすすめします。

なぜなら、保護犬の中には虐待されたり、人間の愛情を知らずに育った犬もいるからです。

 

犬にも感情があります。

心を病むほどの深い傷を負い、トラウマを持っているケースも少なくありません。

どんなに人に懐きやすそうな犬でも、いざ引き取ってみると攻撃的な一面や問題行動と捉えられる状態が見られる場合もあるのです。

ただ、それは犬が自分自身を守るための防御本能によるケースが多く、一般的な問題行動とは別に考える必要があります

保護犬の里親になるということは、あらゆる想定をしておくことが大切なのです。

 

ぜひ、こちらの記事に目を通してみてください。

保護犬の里親に必要な心構え

犬の里親になるメリットやデメリット

 

もしも里親になったら周りの人の反応は…?

保護犬の里親になることを意識しはじめると、心の中で「保護犬の里親が務まるのか?」「これって偽善なんじゃないだろうか?」と悩む人もいるかもしれません。

なかには、周囲から保護犬の里親になることを反対する人や批判される人もいるかもしれません。

私自身も自分を責めた経験があります。

実際に里親になってみて、周りの人の反応についてまとめました。

もしも、あなたが保護犬の里親になることに悩んでいるのなら、こちらを読んでみてください。

犬の里親になることは偽善?周りの人の反応は○○だった!

 

他の人はどんな理由で里親になったのか知りたい!

保護犬の里親になった人がどんな理由で里親になることを決断したのか、知りたいという人もいるのではないでしょうか?

私自身も気になった時期があって調べてみたことをこちらにまとめました。

興味を持った人は、ぜひご覧ください。

保健所で保護された犬の里親を選んだ理由

 

このように、保護犬の里親になることはさまざまな覚悟が必要だということがお分かりいただけたかと思います。

それでも「保護犬の里親になりたい」という気持ちに揺らぎがないのなら、このまま記事を読み進めてみてください。

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里親になるにはどうやって保護犬を探すの?

保護犬の里親になると決断したら、どんな犬を選ぶかを決めておくことが重要です。

もっと言えば、どこから犬を引き取るのか?を考えなければなりません。

犬の引き取り先を決める理由は、里親募集を装った詐欺があるためです。

里親になりたい人の心理に漬け込んで、里親を探すフリをして売れ残った犬を転売する人がいます。

保護犬の引き取り費用として多額を請求する詐欺に遭わないよう、信頼できる施設や相手を見極める目を持つことが大切なのです。

 

私の場合、市の動物指導センターから現在の愛犬を引き取りましたが、それまではインターネット上で犬の里親募集サイトで保護犬を探していました。

実際に犬の里親募集サイトを利用してみて「これって怪しくない?」と感じたこともあったので、信頼できるサイトかどうかを見極めるポイントをまとめてみました。

これから犬の里親募集サイトで犬を探す人は、ぜひご覧ください。

信頼できる犬の里親募集サイトを見極める方法

 

犬の選び方や注意点は?

信頼できると思える里親募集サイトを見つけたら、里親になりたいと思う希望の犬を探しましょう。

でも、ここで注意したいことがあります。

それは、何の条件も決めずにやみくもに探すことです。

犬の条件を絞らずに探しているだけでは、希望に合った犬を見つけることはできないかもしれません。

また、見つかったとしても実際に飼ってみてから後悔する可能性も考えられます。

 

上記の「犬探しは苦労の連続」の中でも紹介しましたが、犬を探すときには事前に家族と相談してどんな犬を選ぶのかを決めておきましょう

どのように選択肢を絞ればいいのか、犬選びの注意点はあるのかについて知りたい人はこちらの記事をご覧ください。

良い里親になるための犬の選び方と気をつけたいこと

 

保護犬の引き取りが無料というのは誤解!

保護犬の引き取りにお金がかからないと誤った情報を信じている人も多いようです。

保護犬の引き取り費用は、必ずしも無料だとは限りません。

施設や団体によって、費用を無料にするか有料にするかを選択できるからです。

 

ただ、次のような疑問を感じる人も少なくないのではないでしょうか。

  • ペットショップやブリーダーから購入するわけではないのに、なぜ費用がかかるの?
  • 引き取りの費用はどんな名目が含まれているの?
  • 有料なんて詐欺なのでは?

これらの疑問を解決するなら、こちらをご覧ください。

犬の引き取りは無料とは限らない!有料の理由とは?

 

保護犬の譲渡に必要な手続き・登録について

希望する犬が見つかったら、保護犬の譲渡手続きに入ります。

しかし、希望する犬が見つかっただけで、すぐに自宅に保護犬を連れ帰ることができるわけではありません。

保護犬の譲渡には、保護団体や動物愛護センターなどの施設や団体によって決められた手続きに沿って、一つ一つクリアしなければならないからです。

では、おさらいも含め、犬の里親の申し込みから必要な手続きを行う一連の流れを確認しておきましょう。

  1. 犬の里親を申し込む
    ※サイトや保護施設等に事前登録を行う
  2. 希望する犬との初対面
  3. 自宅にて2週間前後のトライアルを行う
  4. 犬の譲渡
  5. 畜犬登録の手続き

里親になりたい犬が見つかったら、基本的に上記のような流れで手続きを進めていきます。

詳しくはこちらにまとめました!

里親に必須!犬を飼うための譲渡の手続きについて解説

 

また、民間の保護団体や個人から保護犬を引き取る場合、上記の1に該当するのは以下の項目です。

  • 保護団体の譲渡会に申し込む
  • 里親を募集する個人と会って相談する

2~5はほぼ同じ流れになります。

自治体で運営されている施設では、里親になるための講習会が義務付けられている場合もあるため、最寄りの施設に確認しておきましょう。

 

トライアルの有無や期間は、保護団体や個人によって異なります。

事前にトライアルが可能か、どのくらいの期間で行うのかを確認しておくと良いでしょう。

トライアルについては、こちらの記事で解説しています。

譲渡前に必須!保護犬をトライアルで迎えるときのチェック項目

 

初めての里親が経験し悩むこと

おめでとうございます!

これで、あなたも無事に保護犬の里親の仲間入りを果たすことになりました。

これからは家族の一員となった愛犬の幸せのために、楽しい思い出をたくさん作ってあげてくださいね♪

「これで、愛犬との幸せな時間を過ごせる! めでたし、めでたし!」と思っていませんか?

せっかくの歓喜の瞬間に水を差すようですが、里親として重要な役割を果たすのは犬を引き取った今この瞬間からはじまっています

実際に生活を続けていく中で、様々な問題が起こるものです。

そこで、我が家を例に里親になってみて悩んだことや発生した問題についてご紹介します。

 

保護犬の名前は変えない方がいい?

里親になってはじめて悩んだのは「愛犬の名前を変えるかどうか?」についてでした。

我が家の愛犬は市の動物指導センターで保護されていて、施設の獣医師さんに新たな名前を付けてもらっていたんです。

新しい名前をもらっていた愛犬に、また新しい名前を付けたら「愛犬は混乱しないだろうか?」と考えました。

「犬の名前にそこまで悩む必要があるの?」と思う人もいるかもしれませんね…… (;^_^A

 

たしかに、犬は自分の名前に重要な意味があるとは考えてはいないでしょう。

ただ、見方によっては犬の名前にも重要な意味があると言えます。

犬自身がその名前で呼ばれることに対して、どんなイメージを持っているのかを犬の立場になって考えてみましょう

犬の名前を変えるメリットや変えないデメリットについては、こちらにまとめているのでご覧ください。

犬の気持ちを考えると里親になっても名前は変えない方がいい?

 

ちなみに、我が家の愛犬は悩んだ結果、名前を変えないことにしました。

理由は、以下の3つです。

  1. 愛犬が自分の名前として認識し始めていたから
  2. 施設で可愛がられていたため、愛犬自身が名前に悪いイメージが無かったから
  3. 私自身がその名前を気に入ったから

名前をあえて変える必要が無いと判断した上で決めました。

 

引き取ってすぐにあちこち連れて行くのはダメ?

愛犬を引き取ってから一番はじめにしたことは、近所のペットサロンに連れて行くことでした。

トリマーさんにシャンプーしてキレイな状態になってから、動物病院で健康診断をしてもらおうと考えていたからです。

しかし、それは家族として迎えたばかりの愛犬にとって、正しい行動ではありませんでした。

 

ペットサロンでトリマーさんに言われた一言で、そのことに気付かされたのです。

その一言とは「引き取って2週間くらいは自宅の環境に慣れさせることを優先させたほうがいいですよ」でした。

私と母はハッとしました!

愛犬のことを考えていたつもりでしたが、それは私たちの思い上がりだったからです。

愛犬の立場になって考えてみれば、慣れない環境や人に対する不安や恐怖、ストレスを感じていてもおかしくありません。

そんな中であちこちに連れて行ったら、愛犬はさらに強いストレスを感じていたことでしょう

 

その日はシャンプーだけお願いして自宅に連れて帰り、しばらくは自宅で静かに過ごさせることにしたんです。

少し日を開けてから、動物病院で健康診断をしてもらうことにしました。

 

◆ ◆ ◆

 

もしも、あなたが愛犬のためにアレもしてあげたい、コレもしてあげたいと思う気持ちがあるのなら、一旦心に留めておきましょう。

愛犬が自宅の環境や新しい家族に慣れるまでは、自宅でゆっくり過ごせる環境づくりを最優先に取り組むことだけを考えます。

ただし、お散歩には毎日行くようにしましょう。

犬にとって何よりも楽しい時間のはずですからね(^^♪

 

愛犬の態度が豹変した!

「犬なのに猫を被っていた」という表現は正しくないかもしれませんが、愛犬はまさにそんな状態でした。

我が家に引き取った当初は、全く吠えることもなく大人しくて良いコでした。

ところが、環境や人に慣れてきたせいか、徐々に態度が豹変したんです。

どのように態度が豹変したのか、一例をご紹介します。

  • お散歩中に全く吠えなかった
    ⇒すれ違う人や犬、自転車などに吠えるようになった
  • トイレシートでオシッコをしていた
    ⇒トイレシート以外の場所で粗相するようになった
  • 穏やかで大人しい性格だった
    ⇒基本は大人しいがときどき布団やクッション、ぬいぐるみなどを咬んで振り回し、凶暴な一面を見せるようになった

とても同じ犬とは思えない豹変ぶりで、とても驚きました。

私にとって安らげる場所でも、愛犬にとっては知らない場所にたったひとり放り込まれたような状況です。

ストレスや不安、恐怖を感じるのは当たり前のことです。

 

もともとどんな経緯で保護されたのかが謎の愛犬。

新しい飼い主に引き取られたからといって、最初から受け入れられるわけがないのです。

そこで、ポジティブに捉えることにしました。

愛犬がこれまで見せなかった一面を出すようになったのは、愛犬が「この人なら安心できる」と思えるようになって、自分という「色」を表現するようになったのだと。

 

とは言え、好き放題やりたい放題でいさせることが、愛犬や私たち家族のためになるとは限りません。

これから一緒に長く暮らしていくためには、お互いにルールを決める必要があります。

そのためには、愛犬にも必要最低限のしつけを行わなければならないのです。

詳しくはこちらにまとめてあるので、参考までにご覧ください。

里親になった犬の態度が豹変!原因と必要なしつけとは?

 

私や母にはベッタリだけど家族に懐かない!

我が家の愛犬は、家族の中で接点の多い「私」と「母」に懐いています。

保護犬だからなのか、愛犬の性格や過去の経験によるものなのかは分かりませんが、他の家族に懐くまでに時間がかかりました

他の家族にも頭や体を撫でさせたりお腹を見せたりすることはありますが、抱っこしようとすると必ず「ウゥー」と唸り声を上げます。

私や母が抱っこするときは、唸ることがほとんどありません。

 

近所に元保護犬を飼っているお宅がありますが、そのお宅でも一番の飼い主であるお孫さんの言うことは聞くけど、他の家族の言うことは聞かないことが多いそうです。

元保護犬は自分がはじめて心を開いた人を最も信頼し、それ以外の家族に対して警戒心を抱くことがあることが分かりました。

我が家の場合で考えると、愛犬が心を開いてくれた「私や母」と「他の家族」では、愛犬との信頼関係の深さの違いなのかもしれません。

 

保護犬の信頼を得られにくい人の特徴をあげてみました。

  • 保護犬への理解や接し方を自ら知ろうとしない
  • 自分はどんな犬にも好かれるはずだという思い込みがある(そう思いたい)
  • 好かれたい一心で、必要以上に愛犬とスキンシップを取ろうとする

我が家の家族はみんな犬好きなので、誰もが「自分に懐くはず」だと思い込んでいたのです。

でも、実際に愛犬に「ウゥー」と唸られて、「初代愛犬のように懐いてくれない」と思い、愛犬と距離を取るようになってしまいました。

 

保護犬の場合、頭や体を撫でたり愛犬の名前を呼んだりするだけでは懐いてくれません。

愛犬の信頼を得るために、どんなことでも学ぼうとする姿勢が必要なのです。

また、愛犬が保護されるまでにどんな辛い思いをして生き延びてきたかについて、想像力をフル稼働させてみましょう。

保護犬の中には、一度は人に受け入れられ人に捨てられた経験や傷、トラウマを持っている犬が多いです。

愛犬の信頼を勝ち取るためにも、里親ができることからはじめましょう!

家族になつかない保護犬のために里親ができること

 

◆ ◆ ◆

 

保護犬の中には飼い主に飼育放棄されたり、捨てられたり、虐待され続けてきた犬も少なくありません。

保護犬たちが経験した辛く悲しい事実を、私たち里親は全て知ることはできないでしょう。

そのため、里親になった飼い主は愛犬の不安や恐怖、ストレスなどをいち早く感じ取り、安らげる環境を作ってあげる必要があります。

持っている想像力を最大限に活用し、どんな可能性があるかを常に考えなくてはならないでしょう。

私が実際に里親になって学んだことは「想像力を働かせること」の大切さです。

愛犬が自宅のどこに居ても安心できるようにすることが、飼い主として、里親としての務めだと感じています。

 

さいごに

とてもとても長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます!

里親になる思いが強くなった人、逆に里親になることに不安を抱いた人もいることでしょう。

あなたがどちらに該当したとしても、十分に保護犬の里親になる資質を秘めていると私は確信しています。

なぜなら、つたない長文を最後まで読んでくださったのは、保護犬や里親への強い関心を持っていることが分かるからです。

今すぐに保護犬を迎えられる環境が用意できなかったとしても、焦る必要はありません。

自分にできることからはじめてみましょう! (*^^)v

 

里親になると決心した人は、ここで紹介したように一つ一つのステップをクリアしていくことが大切です。

里親になるためにどんな心構えが必要なのか、どんな手続きが必要なのかをあなた自身が調べ理解する必要があります。

この記事では私が経験したことをベースにお話ししていますが、あなたの住む地域や里親を募集する団体や施設などによって里親になる方法が異なる場合も考えられます。

あくまで参考としてご覧いただき、里親になるためのお手伝いができたら幸いです (*^^*)

 

そして、このブログ『サトズム』を通して、元保護犬の愛犬と共に生きていく素晴らしさを今後もご紹介していければと思います。

ぜひ、参考になった内容や「実際はこんなことがあった」「こんなことで悩んでいる」など、ご意見・ご感想をこちらにお寄せいただければ嬉しいです!

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